高速・大容量通信を実現できる一方、高い周波数帯を用いることから、従来よりも基地局1台あたりのカバーエリアが狭くなる5G。
今までよりも大量の基地局を展開する必要があるわけですが、KDDIが新たな一手を打ち出しました。詳細は以下から。
KDDIのプレスリリースによると、同社は通信インフラシェアリング事業などを手がけるJTOWERと資本業務提携を締結したそうです。
これはJTOWERがKDDIを割当先とする第三者割当増資により発行する株式をKDDIが36.8億円で取得し、議決権比率2.5%の株主となるもの。
KDDIはプレスリリースにおいて、5G基地局の共同利用について以下のようにコメントしています。
今後の社会基盤を担う5Gネットワークの整備には、その周波数特性から4Gと比較して膨大な数の屋内外の基地局整備が求められ、基地局設備の設置場所確保や設備投資の効率化が大きな課題となるため、商業施設・公共施設・過疎地などで共用設備の共同利用が拡大するものと見込まれます。なお、JTOWERは2019年にNTTと資本業務提携済み。KDDIの参入で5Gの早期整備に弾みが付くこととなりそうです。
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