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ソニーとKDDI「5G SA」でゲームストリーミングを実現、イベント会場など混雑下でも快適にプレイできるように

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ソニーとKDDIが共同で実証実験を行い、混雑状況における快適なゲームストリーミングに成功しました。
イベント会場などの混雑している状況であっても、スマホから自宅のPS5やクラウドゲームと通信して快適にプレイできるようになりそうです。詳細は以下から。

ソニーとKDDIによるオンライン説明会が行われました。

5Gでエリア人口カバー率90%超を実現するKDDIは、サービスに応じて専用の5Gネットワークをオーダーメイドで構築してきました。

そして今回、様々なユースケースに応じて独立したネットワークを構築する方法である「ネットワークスライシング」を活用し、モバイルゲーム専用ネットワークを構築。

これまでも遠隔イベント用や大規模ゲームストリーミング用などにもユースケースを拡大。

その中でもゲーム用のストリーミングは、5G SA(スタンドアローン)の特徴を最大限発揮することができます。

5G通信の拡大によって、トラフィック量は直近10年間で約16.7倍に。それに伴ってゲームの楽しみ方が多様化してきました。

「いつでも」「どこでも」「混雑していても」安定してゲームプレイができるネットワークスライスを構築していくとのこと。

2022年2月および12月にゲームストリーミングを想定した実証が行われ、複数ネットワークスライスの同時通信に成功。

ネットワークの混雑具合によって快適に遊べるかどうかの指標となる「ゲーム体感レベル」を独自に設定し、実証に使用。




カスタマイズしていないネットワークスライスに対して、カクツキ発生をやく99.5%減少させることに成功したとのこと。


実際の実証実験の映像。検証には、より安定した通信環境が求められる格闘ゲームを選定し、カスタマイズしていないネットワークスライスとゲーム専用のもので比較します。



カスタマイズしていないネットワークスライスを使うと、画面がカクつき、ゲームが頻繁に止まってしまいます。


それに対して、ゲーム専用ネットワークスライスではカクつくことがなく、ゲームにも勝つことができました。


試験のため高い負荷をかけた環境で比較すると、ゲーム専用ネットワークスライスの方が安定した通信環境を実現しているのが確認できます。




9/21(木)から開催される東京ゲームショウではデモンストレーションを行い、自宅同様のゲームストリーミングをイベント会場で体験できるそうです。

KDDIは2023年4月にコンシューマ向け5G SAサービスを開始しましたが、2024年以降にもこうしたネットワークスライスの段階的な提供を目指すとしています。


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